住まい訪問
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vol.02 O邸 / 三茶ハウス / 三軒茶屋
入居してもうすぐ1年になりますが、住んでみていかがですか?

入居前から、組合結成や地鎮祭、上棟式などを通じて入居者同士のコミュニケーションが取れていたので、実際住んでからも、より安心感のある豊かなコミュニティーが築けていると思います。
週末にはどこかの住戸でパーティしたり、外にご飯を食べに行ったりしています。先日はみんなで海外旅行に行ってきました。
住んでみて一番成功だったと思うのが、意外にもモルタルの床なんです。夏は裸足で気持ちいいし、掃除も楽です。それからお風呂をドライエリアに面した場所にしたので、ドアを開けて入ると風が心地よく長風呂になります。地下なので、外からの視線を気にしなくてすむのがいいですね。


Oさんのお宅は1階、B1階、ピット階の3層メゾネットですが。

インターネットで公募していた最後の住戸のプランを見て面白いものができそうと思い参加を決めました。 細長いスケルトンだったので、それを活かすようなプランニングができたと思っています。
できるだけ個室にならないように、完全な間仕切りは作らず腰壁や階段などで部屋を区切ったり、ガラスのドアや、小さな開口を作って互いの気配を感じられるようにしました。
また、吹き抜けを作ることにより、床面積に表れない上下に繋がる空間の豊かさが表現できたと思います。
玄関の扉を開けると鉄骨のブリッジ、吹き抜けに面した存在感のある2層分の打ち放しの壁、濡れ色のモルタルの床、ワックスで仕上げた無垢のフローリングなど素材感を大切にしました。


設計施工途中の思い出は?

打ち合わせを通してプランや設備機器の仕様、仕上げ材等を決めていくプロセスや、図面や模型、CGでしか見ることができなかった建物が実際に出来上がっていく過程が見れた現場見学が楽しかったです。
大変だったのは頭の中にある自分のイメージを具体的に伝えることでしょうか。 いろいろな雑誌などをピックアップしてこんなのが良いとか。
実際に住んでみると、こうすればよかったなと思うことはいろいろありますが、最終的にはドアのハンドルからアクセサリー類、照明器具まで自分達で判断して決めて出来上がった空間なので満足しています。
多大なわがままを受け入れて反映させてくれて、非常に感謝しています。


コーポラティブハウスについてどのようなイメージを持っていましたか?また、実際はいかがでしたか?

ローコストで、かつ通常の分譲されているマンションにはない自分達の好みを反映した空間をつくることができるシステム。
自分達にとって三茶ハウスは立地、コスト、参加型で家が造れるというバランスが良かったと思います。
また、住戸のほとんどが地下なので採光や換気などが心配でしたが、多くの開口やドライエリアを設けることで、光と風を適度に取り込むことができ、住んでみて意外に快適な地下空間になりました。



竣工時の内覧会時の感想に、これで本当に生活ができるのかと言った声が聞かれるほど 打放しの壁やカウンター、モルタルの床、鉄骨のブリッジなど冷たく無機質な空間であったのです。入居からもうすぐ1年になりますが、住まわれていろいろなインテリアや雑貨が入ることで、 これほどまでにヒューマンで温かみのある空間になるとは設計者としても正直おどろきを感じました。竣工写真もあわせて見て頂くと、同じ空間でありながら全く異なる雰囲気や空気を感じていただけると思います。 何も無い無機質な空間はまさにインテリアを整えていくためのキャンバスなのですね。住空間の特徴を演出して住まわれているのには感激です。本日は有難うございました。
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