住まい訪問
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vol.04 S邸 / T-treppe / 弦巻
入居して2年半になりますが、住んでみていかがですか?

しっくり自分達に馴染んでいる気がします。LDKが地下ということもあり、家にいる時は大半を地下で過ごしています。ここで暮らすようになってから、家でお茶をする機会がとても増えました。ダイニングテーブルや、ソファー前の珈琲テーブルで、二人でよく家cafeをしています。
また、作りこみすぎない空間というコンセプトは大正解でしたね、住み始めてから2年半以上経つ今も、雑貨などを探し回って、選んで、飾る楽しみが現在進行形です。以前は余りアンテナに引っ掛からなかった北欧の食器や、動物の置物などに手が伸びるようになったのは、シンプルな空間の影響かなあと思います。
それと、現代の都会生活において、ご近所さんの顔が見えるだけでなく、交流もできる暮らしというのは、貴重な気がします。時々、新鮮なお野菜や、手作りのお菓子などのお裾分けを頂いたり、旅行のお土産を交換したりすることもあるんですよ。


クローゼットとトイレ以外、扉が無いワンルーム空間になっていますね

家の中の何処にいても、お互いの気配を感じられる事を優先したかったので、極力扉を設けないようにお願いしました。ほとんど扉がないオープンな空間には抵抗が無く、メゾネットは階層の違いによって上下がゆるやかに仕切られているので、それも扉をほぼ設けなくてよかった理由の1つかもしれません。


一面だけのRC打ち放しの壁がアクセントになっている気がしますが・・

吹き抜け側の壁は、将来プロジェクターを購入してスクリーン代わりに使いたいという希望もあり、真っ白で何も飾らないようにしていますが、反対側の壁は打ち放しのピーコンの穴を残して、絵などを飾るのに使いたいと、当初から思っていました。RCの壁が一面あることで、空間にメリハリが出来、また目論み通りに、好きな絵などを飾ることが出来ています。
絵や置物を思い立った時に変更したい性質なので、壁紙だとその都度穴が開いたりするところを、ピーコンの穴だとそんな心配も無く、のびのび使っています。
     

設計施工途中の思い出は?

一番印象深かったのは、現場見学に行った際の鉄筋量の多さでした。びっしりと鉄筋が並ぶ様子に、とても驚いたのを今でもよく覚えています。現場見学は、後半は月1ペース位で訪れていましたが、出来上がっていく過程を目の当たりにできるのは、とても面白い経験でした。
また、設計途中は予算の関係で諦めたこともありますが、自分達がどうしてもこだわりたいと思った素材の質感、幅広でつやのないフローリングや、ほうろうのバスタブ、塗装っぽい壁紙などは、何故かほとんど実現したのが嬉しかったです。そして、予算調整時に当然削られると思った絵本棚を、設計士さんに残してもらえたのが、住んでいる今も良かったなあと思います。

創作住居をえらばれたきっかけは?

マンションのモデルルームも2軒位見ましたが、相応の値段を出しても妥協しなくてはいけない箇所が沢山あり、すぐに嫌になりました。元々コーポラティブハウスという形態は知っていましたが、新居を探している時にたまたまネット検索でゼロワンオフィスのHPを発見。説明会に行った際に、代表の方とゆくゆく担当となった設計士の方にお会いし、その人柄の良さと、家造りが大好きで、楽しんで設計しているんだなあというのがすごく伝わってきて、この人達になら任せても大丈夫!とすぐに決めました。


創作住居を検討されている方に一言どうぞ。

マンションを買うのとは違って、創作住居は家造りの過程そのものを楽しむことができます。自分達で1つ1つものを選ぶことができ、そして自分達らしい暮らしを実現できるのは、創作上居だからこそ!!インフィル部分は一からの自由設計ですので、スケルトンの形が気に入ったなら、ぱっと決断されることをお勧めしたいですね。


当初から空間自体はシンプルに作り、そこにカラフルな絵や雑貨を飾る事を想定されていたSご夫妻。設計段階でもその方向性はぶれることなく・・・、実際に住まわれてから、少しずつ物を揃えていくというお二人のスタイルが、自由設計の創作住居に、ぴったり合ったのではないかと感じました。
今回訪問時にダイニングテーブルでお茶を頂いたのですが、食器などが素敵なこともあり、本当のcafeかの様に思えました。お二人が、家にいる時はよくお茶をしたくなるというのも、頷ける居心地の良さでした。
S邸のインテリアの変化が、今後も楽しみです。

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