住まい訪問
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vol.06 S邸 / N's Bau / 西原
入居して1年超になりますが、住んでみていかがですか。

甲州街道が近いわりに、緑道があるお蔭か、思いのほか静かですね。またダイニングキッチンが 緑道に面しているので、春の桜は勿論、夏の鮮やかな緑も、眺めていて気持ちが豊かになります。
自分達の思い描いていたイメージが実現した住まいなので、所謂真新しい空間に住む場合に比べ て、すっと馴染めた気がします。それに、他の入居者と竣工前から顔を合わせる機会があり、引越 し前に知り合えていたのも、新居に慣れるのが早かった理由の1つかもしれません。 出来上がったものを購入したのではなく、プロセスの段階から参加し、設計者と一緒に作り上げて きたので、完成品を買うだけより愛着を感じますし、逆に自分達で1つずつ決定してきた事だと思うと、 多少の不便があっても、不満が小さく感じます。
また、光を出来るだけ取り込む為に、ガラスを多用し、ほとんどの壁を白にしたのが功を奏し、希望 通りに光を愉しめる住戸になったと思います。


白とRCで統一された空間に、グリーンが映えますね

元々広く見える様に白ベースにしたいというのと、インフィルは飽きがこないようにシンプルにしたいと 考えていました。白はどんな家具や、インテリアにも合い易いですし、住み始めは白ということで気を 使いましたが、慣れると気にならなくなりましたね。
すっきりとした空間になると予想していたので、設計中から緑を置く事を想定していましたが、実際に 置いてみると、グリーンがとても引き立つので、段々緑の分量が増えてきました(笑)その場所毎に合 った鉢を設える事で、室内の心地よさがぐっと増した気がします。今後はバルコニーにもっと緑を増 やす計画なんですよ!!


ガラス貼りのお風呂はどうですか?

2階のプランニングの際に、真っ先に検討したのがお風呂を現在書斎にしている奥側にもってくるのか、 現状のもっとも日当たりがよい場所にするかということでした。せっかくのガラス張りのお風呂なので、 光がたっぷり入る方に決めて大正解でしたね。機能だけでいえばユニットバスの方が快適だと思い ますし、掃除の手間もかかりますが、ガラス張りのお風呂を採用したことで、ユニットバスでは不可能 な、とても見映えのする空間になったので、かなり満足度が高い事の1つです。

設計施工途中の思い出は?

雑誌を見て当初から明確なイメージがあったのが、キッチンです。具体的に思い描いていたキッチンを 予算内で実現してくれる所を探して、一時はほぼ毎週の様にショールーム通いをしていました。 お風呂の水栓も納得いくものを見つける為に、かなりあちこち訪れたので、色々なショールームに足繁く 通ったなというのが、印象に残ってます。そのかいがあって、キッチンは使い勝手もよく、デザインも希望 が叶い、水周りの金物も気に入る物に巡りあう事が出来ました。

創作住居に決めたきっかけは?

当初はマンションを探していました。何軒もモデルルームなどを見学したのですが、決め手になる ものがなく・・。そんな時に丁度、実家に近い場所で、コーポラティブハウスの募集が行われているのを 知りました。気持ちのどこかにただ買うのでなく、家作りに自分達も参加したいという思いもあったので、 早速説明会に参加。自分達の希望に合う日当たりのいい上階の住戸、且つ緑道に面したスケルトン に空きがあったので、ほぼ迷わずすぐに決めましたね。

創作住居を検討されている方に一言どうぞ。

持ち込み家具がある方の方が多いと思いますが、自分達で取っ手やコードを含まない本体だけの サイズを測ると、予定の場所に入らないという事になるので、設計者に測ってもらうのが一番いいかな と思いました。
また、当初沢山の要望を詰め込んだプランが出来上がった後に、予算調整という壁が ありますが、あれこれ削っても、案外出来上がりは満足したものが出来たということを、伝えたいです ね。その為にはお金のかけ方の優先順位を明確にする事、デザインと予算両方納得できるものを見つ けるには、とにかく根気良く探し続ける事、設備はショールームなどで必ず実物を見る事が大切だと 思います。

S邸はガラス張りのお風呂や、白とガラスが多用された空間デザイン など、かっこいいんだけど住んでみるとどうなのだろう?という要素が 幾つも盛り込まれたお宅です。竣工から1年を超えたタイミングで訪れて みて感じたのは、お二人が見事に住みこなされてるなあという事!! 気負わず、でもそれぞれのデザインの意図や効用は存分に満喫され ているご様子に、なんだか嬉しくなりました。
別のコーポラのお宅でも掃除の回数が増えたという声を聞くことがあり ますが、自分達が作り上げて来た空間に対する愛着が、掃除を苦に させないどころか、むしろきれいに保ちたいという積極的な気持ちから 行っているというのを、S邸のお話を伺う中でもひしひしと感じました。
この様に住まい手に大切にされながら時を経ていく家自身も、その様な住み方が出来る住まい手もどちらも幸せだなあと、S邸を訪れてそんな印象を持ちました。

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